下雨的日。

台湾の雨が恋しい私の身の回りで起きていること。

不完全燃焼というのがいちばん死にたくなる落ち方

どうやら大学院受験に失敗しました。受かるかわかんないけどとりあえず受けてみたら受かるかもしれないし受かったら超ラッキーとか思って、あと指導教員の先生の口車にのせられた感じで受けた。

でもいくら失敗したといっても他にどこも受けてなくて就活もしてなくて詰んだわけじゃなくて、ちゃんと押さえはあるので…そこまで…死にたくなるほどショックってわけではないんだけれども…

でもなんだろう、めっちゃ死にたい笑

参考までに私が受けたのは国公立の大学院の社会学系の研究科で、押さえにしてるのは私立大学の大学院。もちろん国公立の方が学歴的には派手に残るしいろんな分野の先生から指導がもらえるってことと、あと学費が安いっていうことで、家計に迷惑かけたくない私としてはできれば国公立に入りたかった。私立の方は私が研究したい分野の第一人者の先生がいるってことで受けて、学費は高いけれどもより専門的に、少人数の環境で学べるっていう点に魅力を感じて受けました。

受験科目は全員共通の英語と、選択外国語2つ(中国語と英語)、専門科目。過去問は解いてたけど、正直出題の守備範囲が広すぎて参考書読むとかそういうレベルの問題じゃなかった。理系大学院はまた事情が違うのかもしれないけど、ほぼ地頭勝負って感じで、試験会場でも特に参考書見たり英単語覚えたりしてるような人はいなくて、ああみんな考えること同じなんだなって思いました。もう対処しようがない出題範囲。ほぼ手ぶらで行きました。

試験はじまって早々、携帯電話が壊れてて振動が止まらない人、電源が切れない人、回答用紙の記入の仕方を間違える人が続出で、「いや紙に書いてあるじゃん…書かれた通りにできないんかこの人らは」とか思ってましたが、ほんとに書かれた通りにできないのは己だった。

英語と選択外国語はまあまあの出来で(中国語はほぼ完璧な訳だったと思う)、もしかしたらこれは受かってしまうかもしれないと思ったものの、最後の専門科目で論述が二問あるのに気づかず、一問だけ回答したあと、試験用紙を集められるときに二問目があったことに気がついた。最低でも50点しかとれない。英語で足切り免れてたとしても、専門科目が半分白紙って、私が採点だったら受験生の人間性疑いますね。

受からなくてもやるだけのことはやって玉砕しようとか思ってたんですけど、まさか二問目があるのに気づかないとか、そういう根本的なミスで人生変わったかもしれないチャンスを逃してしまいました。

今半径500メートル以内で私が一番不幸な人間だと思う。受からなかったことがじゃなくて、こういう詰めの甘い人間なのを知りつつ、学習がないという点で!!受験終わったら絶対タピオカ飲んでやるって決めてたからタピオカ飲んでるけど…ショックのあまり無心に飲んで若干気持ち悪くなってるけど…

正直気持ち的には受験の前から完全に私大の方に傾いてて、あんまり学歴コンプとかもないし、自分が今いちばんやりたいことを研究するのにどこがいちばん適した場所かって考えたら、私大の方が向いてるから、さっさと国公立落ちて家探しをしたいと思ってた。

でも!完全燃焼して落ちるのと凡ミスで落ちるのじゃ訳が違う!私が今言いたいのは受かる受からないじゃなくて落ち方に問題があったってこと!

ただ国公立ね〜…私のくだらないミスのせいで家族に経済的な迷惑を多大にかけてしまうってことが一番悔やまれる。入れたとしても私の頭じゃ修論書けなくて修了できなかった可能性もなくはないけど…でも悔やまれる。応援してくれた人にも申し訳なさすぎるし恥ずかしすぎる。死んでお詫びがしたいです。

そしてごめん、雰囲気突然ホラーになります。要するに落ちた言い訳をします。

昨日の夜、早起きしなきゃいけないから早く寝ようと思って珍しく12時に寝たんだけど、9.11みたいな、実家の後ろになぜかビルがあって、そこに大韓航空の飛行機みたいな真っ青の飛行機が突っ込んでビルがぐしゃぐしゃになる夢見て、びっくりして起きたら真っ暗な部屋の中でなんか黒いものが私に向かって手振ってたんですよ。瞬きしたら消えたけど、まだ一時だったからもう一回寝ようとしたけど怖くて全然眠れなくて、結局YouTubeで動画を再生しながら寝ました。前にも同じような夢見て留学の選考に落ちたことあったからこれなんかやばいなと思ってはいた。

あとで調べたらビルが倒れるのは自分の持っている今の目標が高望みであること、上手くいかないことを暗示していて、飛行機が突っ込んでくるのはプレッシャーを感じていたり準備が整っていないのに時間ばかり過ぎていくことに対する不安を表すらしいです。笑えるくらい当たってる。黒いものはなんだったのかわかんないけど…YouTubeで心霊番組見すぎたのかな。

 

後悔ばっかり書いてても私がすっきりするだけなのでこれから大学院を受けたい人向けにちょっとしたアドバイス

よく就活したくなくて大学院受ける人がいるけれども、理系と違って文系の大学院はちゃんとした目的がないと出てもね…みたいなとこあるし、私みたいに年明けの1月に試験がある研究科もあるので、遅くても夏前には終わる就活と、最悪卒業ギリギリまで受験生しながら進路未定なのと、どっちが自分にとってきついかよく天秤にかけてください。あと大学院で何やりたいのか、明確な目的がないとほんと正直、まじ、リアルに、受験がきついと思うしたぶんふつうに落ちる。私は就活しなかったクチなので就活の辛さはよくわからないけど、10月に周りがスーツ着て内定式に行ってる時に受験するのかなり精神的につらかった。大学院でやりたいと思うものがあったから耐えたけど。大学受験は団体戦みたいな言葉があるけど、院の受験は一緒に頑張る友達もいないし、孤軍奮闘孤独との戦いです。周りと違う方向に進むって意外ときついっていうのがわかった。友達の中には目指してるものが違っても周りに流されず頑張ってる子もいたから救いになったけど、大学のなかにポツリ残される気分は無人島に一人って感じだった。就活は短期間の苦しみ、大学院受験は1年間通して何かに追われる苦しみです。

人生三度目の受験生しながら、毎日夢見は悪いしもし大学院一個も受からなかったら人生ダメになると思うと正直死んだ方がましな感じだった。まあその時は受験のことしか考えられないから、そうなるのも無理はないんだけど。たぶん死にたくなったってことはそれだけ自分を追い込んでたってことだと思う。そんだけ勉強してたって意味ではなく、勉強したいのに上手く勉強がはかどらないことへの憤りみたいなのがずっと続いてて、それに追い込まれてなおさら勉強に手が出なかった感じ。もっとやってたらなって思うけど、自分の体調的にはむしろ9時から5時まで座って試験を受けることによく耐えたなってレベルなので、よくここまで来たとは言ってあげたい。自分に。正直試験後半はずっと首つってた。アンメルツヨコヨコ欲しかった。

 

最後に。就活してなくてゼミで後輩から全然頼られなくて寂しいのでもし文系の院試受ける人いたらなんでも聞いてください。答えられる範囲で答えます。