下雨的日。

台湾の雨に打たれながらアイドル考察と中国語留学。

2015年MAMA

 

EXO MAMA四冠おめでとう。 三年連続アルバム賞がとれるとは思わなかった……正直今年はBIGBANGだと思ったし、カムバを送らせてきたのもMAMAのためだと思ったから、まさかEXOだと思わなかった。

  
 
感動した。チャニョルの言う通り、悲しいことも嬉しいこともたくさんあったけど、こんなふうに復活してくれて嬉しかった。
 
去年のMAMAから予告されて待ちに待ったCALL ME BABYでカムバしてから、タオちゃんの脱退、リパケの発売、日本デビューに東京ドーム……今年も長かった。去年ほどではないけれど長かった。
 
 
全員抱きしめて感謝の気持ちを伝えたいくらいの激しい感謝です。ここまでくるのにどれだけ大変だったことだろうかと考えると、MAMAの舞台に立って歌い踊ってくれるだけで嬉しかった。しかも、三年連続でアルバム賞まで受賞できた。雨降って地固まると言ったのは誰だったか(ジョンデだったかな)、その言葉はクリスの脱退の時のものだったけれど、それから一年経って、やっと真実となった言葉だと思いました。こう考えると、たった一年しか経っていないんだなと、感慨深くなります。
 
 
だからこそ、今回のMAMAの舞台は、特別でなければならなかった。EXOにとっても、EXO-Lにとっても。去年のMAMAの舞台は、EXOは2人も脱退者を出した後で、おととしのようなド派手な演出もなく、メンバーも明らかに足りないのに、いくつもの賞にノミネートされて、後には引けないギリギリの状態で臨んだ舞台だったのだと思います。カイのDeep Breathからはじまり、息を殺して見守ったOverdose。純白のスーツに包まれた体は誰もみんな細くて、今にも消えてしまいそうな儚さすらあった。それでも必死に舞台を踏んで、歌い、踊って、僕たちはここにいると、証明してくれた。私個人的には、おととしの、もう止められない勢いのある舞台より、去年の舞台の方がもっともっと美しかったし心を掴むものがあったと思いました。
 
今年はBIGBANGが曲を出し続けた年で、最後の曲の発表を遅らせたのはMAMAを視野に入れたからだと言っている人もいた。だから誰もがアルバム賞はBIGBANGだと思った。きっとBIGBANGのファンはなおさらそう思っていたと思う。でもだからって、EXOの舞台の時に、ペンライトを消すのはどうかと思う。
 

 

真っ暗。びっくりするくらい真っ暗。この団結力の使い道、無駄すぎる。

BIGBANGのファンが多いのもわかる。だけどこうしたからって、EXOのアルバム賞受賞が消えるわけじゃない。

 

 

去年と今年でEXOが違ったことは、やるだけのことはやってきたはずなのに、いつも全力で頑張ってきたはずなのに、表情がどこか不安そうだったこと。さっきまで揺れていた無数のペンライトが消される気持ち、舞台の上に立ったら自分たちだけしかいないというのに、はかり知れますか?わかっててこんなことをするのだとしたら、それはひどすぎる。私はEXOのファンだからEXOがひどいことをされたら怒るのは当然だけれど、私がBIGBANGのファンでも、これはやりすぎだと思うだろう。

 

 

この一年、本当に大変だった。個人活動も相次いだし、アルバムの制作発表は忙しすぎたレイさんが一人ビデオ参加する事態。ドラマの撮影に映画の撮影、他のメンバーも本当によく頑張っていた。アルバムの出来だって最高だったし、常に新しいことに挑戦して、それまで見たことがなかった姿も見せてくれたし、ドーム公演に一人足りなくても、やってのけたし埋めてみせた。アルバムも売れて、日本デビューもして、韓国語と中国語だけじゃなくて日本語でも曲を出し、日本語でMCもできるようになった。

 

忙しいからすごいというわけではない。だけど、どんなに忙しくても彼らはいつも全力だったし、ひとつの問題も起こさなかった。いつも誠実で、チャニョルなんかファンを心配させないようにあの手この手で、ついには自分たちで歌詞まで書いた。

 

その集大成が、こんな真っ暗な会場の広いステージの上で9人ぼっちであっていいはずがない。

 

自分の応援するアーティストが好きなら、そのライバルにだって敬意を示すべきじゃないですか?自分たちの行いが、自分たちの応援するアーティストのイメージに直接響くということを、少しは学んだらどうですか?これはEXOのファンにももちろん言えることだけれど。

 

 

BIGBANGと張り合うまでに登りつめてきたEXOだって、ものすごい努力をしてきてるんです。ただ顔面がいいだけじゃここまで来れるはずがない。大きな事務所がついていい作曲家と作詞家がついてるだけじゃここまで来れるはずがないんです。実際に舞台に立っているのは彼らです。良い曲を、生かすも殺すも彼ら次第。

 

加えて、今回のMAMAは出演する歌手に配慮が足りなかった。今年の女性グループ賞を受賞したのは少女時代だったのに、テティソはほぼ壁の花。SMからは誰が出るのかいつまでも決まらなかったのが他メンバーのスケジュールを調整できなかった原因のひとつだと思うのですがどうでしょうか…。

そのかわり、なぜか一曲も出していない2NE1が突然登場して何曲も歌った。CL姉さんだけの出演ならまだわかるけれど、どうして復活の場所をMAMAに選んだのか。

TWICEも新人賞だったのに一曲も歌ってない(JYP社長の19禁ダンスは果たして必要だったのか事案発生中)。それなのにiKONは新人ながら何曲も歌ったし、GOT7もがんばってたのに防弾少年団とコラボして一曲歌って終わり。

 

そりゃ、今一番売れてるグループの事務所と、サバイバル番組を通じてデビュー前から知名度の高かった新人グループを出して、しかも活動ほぼ停止状態だった大御所グループをサプライズ登場させたら視聴率も上がるだろう。だけどこのMAMAだけは、すべてのがんばった歌手たちに平等であってほしかった。その努力に報いる大きく暖かい舞台であってほしかった。すべての受賞者が暖かい拍手と歓声で迎えられるべきだった。

 

 

そして、受賞者はほぼ韓国の歌手なので、いい加減アジアを名乗るのをやめてほしいと思うのは私だけなのでしょうか。Mnet主催だから仕方がないのかと思いつつも、申し訳程度に他のアジアのグループを紹介してアジアを気取るのはやめてほしい。ついでに言うと朴槿恵も出なくてよかった。そういう政治的なところ覗かせられると一瞬で興ざめ。K-POPという文化を使った文化外交、ソフトパワー。こんなときまで持ち出してこなくていい。

 

 

残念なところの非常に多いMAMAでしたが、EXOがかっこよかったからそれでいい。本当は全員お揃いのスーツとかで来てほしかったけど、去年とかぶることはできなさそうなのでやっぱり大丈夫です。Drop Thatのチェンチェンは伝説になると思う。

ラップで口が回らなくて曲の前半ですでにバテるチャニョル、と平然とした顔でロングコートと革靴で踊り切ったセフン。カイフンのEl Doradoじみたライト―セーバー。長兄はひたすらにイケメンだったし、ベッキョンはひたすら可愛く遊んでいた。妙にかっこがつかないかっこつけ顔ジュンミョン……挙げだしたらきりがないほど、素敵だったしかっこよかった。

 

今年一年も、EXOのおかげでとても楽しかったし、幸せでした。

どうか来年も、彼らに幸あれ。