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비 오는 날에. 下雨的日。

淡水の雨に打たれながらアイドル考察と中国語留学。

EXODUS

韓国旅行などに行っている間にティーザーがばんばん出てすっかり乗り遅れ感半端ないですがカイのパスコードはコエックスで見たんだからな……!!!!

 

EXODUS:敵対的な環境からの大人数での脱出

 

当初はこんな予定じゃなかったんだろうが、予期しない2人の脱退までもストーリーに組み込むSMさすがです。追いつめられたエクソ、手を取り合ってエジプトを脱出するのは愛で結ばれた人間たちだけ。はあ、私もエクソと手を取り合いたいです。地獄の果てまで一緒に逃げたい。

 

先日のSHINee東京ドームで新たな皇帝たちの誕生を目にしてから、何年か先、結局残っているのはエクソでなくてSHINeeなんだろうな、なんてファンにあるまじき想像をした私ですが、刹那の美しさでも愛したい私は結局EXO-Lです。だって好きだから。はじめはパクチャニョルの美しさだけに魅せられてふらふら迷い込んだエクソプラネットでしたが、そこには大天使キム・ミカエル・ジュンミョンもいれば、治癒治癒ユニコーンもいたし、元気なビーグル仲間もいた(他メンバーに関しては割愛)。なんだこの惑星は。我が涅槃か。ちょっと煩悩断ち切れなさすぎだけど安楽の地。エクソをとりまくストーリーもまるごとひっくるめて箱押し、今では。

 

すっかり前置きが長くなったけど私は結局エクソが好きで、好きで、それ以外にない。ただあの子たち(10人と2人)がとにかく幸せになってくれることだけを祈っている。好きな理由も特にない。本当のところ。

 

でも実際、今回の2集のティーザーが出揃い始める頃、私が感じたのは、「エクソは何も語らない」ということだった気がする。謎めいた映像は確かに綺麗だし、メンバーみんなやっぱりビジュアル最高だし、そのビジュアル以上に、それぞれの醸し出す雰囲気が10者10様でなんだか、大人になったんだなぁと思ったけれど、その10人が演じているのは事務所が彼らに用意したストーリーで、彼らは事務所の作った物語を演じる役者でしかない。私がドキドキしているのは、セフンに何かを語らせようとする事務所の意思を感じた時だとか、それに選ばれるだけの神秘的な面立ちを持ち合わせたセフンの運命を感じた時だ。私は一体誰にドキドキワクワクしているんだろうか?

 

 

綿密に練った物語を、SMが育て温めた人間たちに演じさせ、はいどうぞと提供される。私がドキドキして、心待ちにしているのはSMが次にどんな物語を持ってきてくれるのか、エクソがそれを、どんなふうに演じるのかということだ。エクソは何も語らない。彼らは自分たちがやりたいことをやれているだろうか?彼らのことがどうしても好きな私はそればかり考えてしまっていた。そんな危惧に対してはSMがすでに語っている。2人はエクソの中に幸せを見いだせず路頭に迷ってしまったが、他の10人はエクソの中に、やるべきことを見出し、耐えがたきを耐えて手に入れたいと思える幸せを見つけ出すことができた、と。これは2人の脱退をエクソのストーリーに組み込むための伏線のような気もするけど。

 

ここまで考えたところでちょうど音源が出て、それを聴いてまた面食らってしまった。思ったよりカジュアル、あんまり重くない。歌詞はさすがに聞き取れないけれど、もっと重たい感じでくるかと思った。ずいぶん、雰囲気が変わった。あんまりタイトル曲という感じがしないけれど、やっぱり落ちサビあたりの宗教っぽさは…笑

いちばんはじめに聴いた時こそ、なんだこれと思ったけれど、聴いているうちにずんずん心に迫るものがあった。かっこいい。かっこよかった。ギョンスなんかこの曲本当によく似合う声だし、チェンアの声の七変化も、ベッキョニのミックスボイスも全部が全部スパイスだ。まるでエクソになるために生まれて、持ち合わせたような声。それから驚いたのは、中国語版のタオちゃん。クリスのいなくなった後を埋めるようにコンサートでも頑張っていた彼だけど、そのためかすごく、すごく上手くなってる。クリス兄ちゃんの置き土産だな、と密かに思いながらタオちゃんを思って胸が熱くなった。

 

あまりにたくさんの事件が起きて忘れかけていたけど、エクソは、エクソになるために生まれてきた、まさにそのための人間だと思わせてくる何かがある。事務所の人形に過ぎないと鼻で笑うには少し重すぎる運命を感じる。事務所がエクソに物語をあつらえるように、エクソ本人たちもまた、自分たちで運命を刻んでいる。壮大な設定に見逃してしまいそうになるけれども、目を凝らせば。

 

そう、あまりにたくさんの事件が起きたから、エクソを離れていくファンも多かった。今も残ってエクソを支持するのは、好きだから、に他ならない。大変なことが起きても、それを乗り越えて好きだと言える強い愛情があるから、いまだに好きだ。愛そう、が今になってやっと現実味を帯びて、エクソに、EXO-Lになじんできているのでは?Mっ子の活動について強い不安感を覚えている人たちがいるようだが、EXODUSはフルアルバムだからGrowlの時と同じような歌割りで韓国語、中国語バージョンに分けられているんだと思う。事務所はK推し?冗談じゃあない。CALL ME BABYだ。K,MあってこそのEXO。そこはぶれちゃいないのに。(だいたい、完全体での正規2集が出せたこと自体に感謝すべきだしまたかっこいいエクソが見られるんだから文句言う前にしっかり今のエクソを目ん玉に鼓膜に焼き付けるのが先だろう)(気分害された人がいたらごめんなさい)

 

今こそ、EXOと、EXOを愛する人たちで、この今までの逆境を脱出するのだ。

物語を用意したのは事務所かもしれないが、この逆境を乗り越えるのは今度はEXOと、EXO-Lがつむぐ大脱出記なのだから。人びとはきっと、新たな神の誕生を見る。きっと。